Mazda Roadster
ポルシェに乗るというブログタイトルに反し今回はロードスターについて書く。
子供の頃から車が好きであり、ミニカー、プラモデル、レースゲームで遊び、
一刻も早く車の免許を取得したい。そう思って幼少期を過ごしてきた。
大学生になり免許を取得する段になり迷わずMTを選択。
しかし、歳を重ね視野が広がることによりポルシェを購入するという事がいかに
難しいか理解し始めていた。暇さえあればポルシェのホームページにて自分好みのカレラを仕上げた場合の金額を算出していたがそれはあくまで夢物語だったのだ。
平均的なサラリーマンが購入するには大分厳しいと学生時代から思っていた。
小学生の頃よりも早く過ぎる時間になぞって特に特筆すべきスキルを持っていたわけではない自分は一般的な企業に入社し車好きである点は全くブレずに入社後車を購入する事になった。
この頃になればいきなりポルシェを買うのは不可能であり身の丈を弁える必要があると分かっていた。
前回の記事でも書いていたが、曲を聴きながらシチュエーションを想像するという事をよく行っていた。オープンカーはそんなシチュエーションに当てはまる。
購入に際し当時もはや新車では販売していなかったS2000とロードスターで迷っていた。
たまたま近所にマツダのディーラーがあり担当者に連絡し面談の約束を取り付ける。
近所といっても車が無ければ行けない程度の所であった為、当日迎えに来てくれるとの返信を頂いた。
家に担当者が迎えに来て下さり、玄関を開けると真っ黒なロードスターが駐車していた。
実物を見ると小さくはあるが明らかに他の車と存在感が違う可愛らしくも凛々しくもある顔。そのまま試乗へと向かった。ロードスターはグレードが3種類ありその中のMT最上位モデルを用意してくれた。免許取得後一度もMT車にのる機会は無く、不安ではあったがロードスターは私の思うように動いてくれた。試乗は小高い山中を走るコースであったが曲がる度にオンザレール感を味わうことが出来た。全てが意のままに動く感覚、着座位置が車体のセンターに位置することによる自分を中心に曲がる感覚、手足の意識が4輪と連結している錯覚を覚える。
この時既にこの車を購入することを決めていた。
自分の思う通りに動かし、思い切り車と一体になれると思ったからだ。
そこからの流れは早く、roadster RSを即契約したが受注生産という事で納期が3ヶ月かかるとの話だった。この時期は丁度NDロードスターの販売が近づいており自分好みのオーダーが出来る最後のタイミングでもあった。
納車日となりディーラーの担当者が私と妻を迎えに来て下さり、ディーラーへ向かう。
この日になる迄毎日動画や写真等を見て乗っている自分の空想に耽っていた。
ディーラーに着くと燦々と輝くロードスターが居た。
鍵を受け取り、車についての大まかな説明を受けディーラーを後にした。
早速そのまま屋根を開けドライブへと向かった。走っている間様々な回想をし、ついにマイカーを手に入れた感慨に耽ったり、夏であったが涼しく感じる風や思い通りの動きに感動した。
家路につきエンジンを止め家に入った後ですら興奮をしていた事を覚えている。
ロードスターが最初のマイカーであり最高の家族になった日だった。
現在では海外移住するに当たり手放してしまい、弟へと譲ってしまった車であるが
譲るまでについてはまた別の記事を書こうと思う。
この時よくドライブで聴いていた曲を紹介して終わりたいと思う。
音楽
学生時代、私は理系学部に在籍し実験の合間を縫っては喫煙所に行き缶コーヒーと共に束の間のイニシエーションを満喫していました。その時間こそ音楽を聴きながら夢想する間でした。
友達も多く、いつも笑い、ギャグを言い合っている自分と一人でいる時間を好む自分と二人の人間が内在しその区別なく表層に出ては沈みを日々繰り返していました。
一人でいる時は音楽を聞き、
オープンカーに乗り、海岸線を走る。
木漏れ日の中を風を感じながらドライブする。
都会の夜景の一部となって眩いモノリス群の中を駆ける。
そんな漠然とした夢、情景を思い浮かべながらシチュエーション毎に合致する音楽を聴いていました。
前置きは長くなりましたが一人でいるときにタバコを吸いながら音楽を聞く、そんな時にいつも聴いていたのが Nujabes です。
きっかけは大分昔になりますが、皆様はサムライチャンプルーというアニメをご存知でしょうか?
江戸時代を舞台にヒップホップと江戸文化という異色のコラボレーションが面白いアニメです。このアニメのサウンドを手掛けていたのがnujabesでした。
オープニングを聴いた時、中学生時分であった私は衝撃を受けた事を覚えています。
その当時は浜崎あゆみやモーニング娘等が流行っており、斜に構えた私はトランス等のエレクトリックミュージックを好んでいました。
今でこそlo-fi hiphopとしての地位を確立していますがその当時は完全に聴いたことのないジャンルでありましたが何故だかスッと頭に入ってきました。
nujabesの楽曲は何より心地良いという一点に尽きると思います。
長い前置きで曲紹介という甲斐もない内容でしたがおすすめの楽曲を数曲紹介し締めたいと思います。
ブログ開始
どうもギリ20代の底辺サラリーマンです。
先ずブログタイトルに大それた事を掲げています。
これは自分が子供の頃からの夢だったポルシェをどうしても購入したいとの決意表明も兼ねてこのタイトルを冠させて頂いています。
このブログは自分が購入に向けてなんの準備をして行くのか、自分がその為に行っていく内容を備忘録をの意味も込めて作成していきます。
最初に、大凡の自己紹介をしていきます。
年齢:20代
居住地:バンコク
職種:貿易
趣味:ゲーム、アニメ、旅行、モータースポーツ、自動車、ロードバイク、ベース、ピアノ
簡単ですが以上です。わかります、全然面白くもない自己紹介ですよね。
しいて挙げるならば趣味が多いかな程度です。然し乍ら私は人とのコミュニケーションは非常に好きで、しょうもない雑学や知識はそれなりに持っているつもりです。
今は記しませんが、お読み頂いている皆さんのように小中高大とストレートに
過ごせるほどの人間力を持ち合わせておりませんでした。
様々な紆余曲折あり現在に至っております。
アフィブログとして運用したいという意識は無く、お読み頂く人たちに自分を発信する事で自分を客観視したいという面もあります。
また、バンコクで生活する中で面白いことや場所等も紹介していければと思います。